2024年3月10日日曜日

ガストロノミー ジョエル・ロブション(恵比寿)で憧れのキャビア・アンペリアルを食べる

いつかロブションに行きたい・・・と思いつつ、子育てや会社の仕事で忙しく、気づくと20年くらいの時が経ってしまいました。

・憧れのキャビア・アンペリアル


息子も大学院卒業と、就職が決まって自立です。我々の子育ても完全に卒業です。
さらに冬から春にかけて全員の誕生日が集中します。
ロブションいつ行くの?今でしょ!
ロブションの予約は大抵が2ヶ月先くらいまで埋まっていて、日付が変わると2ヶ月先の枠がチョロチョロと空きます。何日かチェックして土曜日の夜が空いている時にすかさず予約。
後は仕事の調整と体調を万全に整え、3月9日に行きました。

場所は恵比寿ガーデンプレイスにあるお城みたいな建物です。
若かりしOL時代には、あのお城みたいな建物はなんだろう?と思ってました。
白金台に大学院があるので、目黒や恵比寿が行動範囲の息子も
「え?あのお城みたいな店ってロブションだったの?」と知ってませんでした。
「ですです。今回家族全員で行きますよ~」と伝えます。



憧れのお城にたどり着きますが、ガーデンプレイス側からは入口がわかりません?
?、ロブションは店に入ることすら敷居が高いぞ!と思っていたら、息子が「入口はウェスティン(近くにあるホテル)側です」と案内してくれました。さすが恵比寿で遊んでいるだけあるw



無事受付をすませ、憧れの店内に入ります。
店内は意外と小ぶりで、とてつもなくきらびやかな空間した。



・シャンパン
最初はシャンパンで乾杯。


・ロブション本日のメニュー
シャンパンを飲みつつメニューと格闘します。
実は事前にメニューをGPTで解析してもらい、グーグルドキュメントで共有、3人であらかじめ学習していたのですが、当日のメニューは違ってました。
焦りますが、予習をしていたので新しいメニューもそれなりに読んでオーダーです。


・前菜のスナック
エビや海鮮のすり身が挟まったホットサンドみたいなもの。来た瞬間から海の香りがプンプンします。おやつとして販売してほしいくらい美味しいです。


・パン
最初に配られるパン。硬い方が麦の味が濃くて好きです。とても美味しい。
ブレンチでパンは食べ過ぎ注意なのですが、恐ろしいほどに美味しいのでついつい食べてしまいます。


・キャビア・アンペリアル
憧れのロブション代表の前菜。これが食べたくて来たのもあります。
キャビアの下にカニが敷き詰められ、海鮮のムースと一緒に食べます。
キャビアはソフトタイプ、意外とムースの味と調和して無駄に主張しません。
一緒に食べるのが正しいと言われましたが、まさしくそうでした。


透明のスライムみたいな器が被せられて登場。(この後、すべての料理はこの器が使われてました)

憧れだったキャビア・アンペリアル。もう思い残すことはない。

●前菜
・寒鰤のタルタル
タルタルが仕込まれている一品。若干酸味を感じるソースでいただきます。シャクシャクしていて食感も楽しい。


・黒トリュフのインカの目覚め
息子オーダー。じゃがいもがとても甘くかったとのこと。

・牛頬肉と京人参のミルフィーユ仕立て
旦那オーダー。

・赤貝と田芹のエテュヴェ
赤貝大好きな息子がオーダー。

・ピエ・ド・コション(豚足です)クロメスキ
私と旦那がオーダー。たこ焼きのような本体を食べると中から豚足の味がフワっとくる、食べやすい方の豚足料理w
フランスの郷土料理だそうです。


●パンワゴン
前菜の途中でパンワゴンがきて、パンを選べます。
エピ、クロワッサン(プレーン、アンチョビ)、黒炭が練り込まれたパン、プレッェルタイプ、めちゃくちゃあります。全種類食べるには何回も来ないとダメですねw
ワゴンがバターも運んでくれて、このバターも美味しいです。
悪酔い防止のために多めにバターを食べることにします。






●メイン
・ヒラメとアオリイカの海藻バター
ヒラメがふわっと仕上がり、バターソースも磯の風味でとてもクリーミー。イカがいいアクセントで合間に口に入ります。海の一品ってかんじでした。


・カラスミを忍ばせたマナガツオ
旦那オーダー。


・ウチワエビのロティ
息子オーダー。



・和牛フィレのポワレ
旦那と息子がオーダー。柔らかい牛フィレ肉とソースが美味しい、王道の一品。



・丹波黒どりとモリーユ茸
私オーダー。鶏肉がとてつもなく味が強く、茸とマッチする。鶏の味が濃くて感動した一品。


●チーズワゴン
青カビ、ハード、ソフト、ヤギなど勢揃い。
私はワインをのんでいたのでヤギが美味しかったが、メンズは青カビかフランス代表のくせの少ないチーズがよかったそうです。









●誕生日プレート
全員の誕生日のプレートです。ありがとうございます。
代表で息子が火を消します。




●デザート
・季節の柑橘フルーツ
旦那がオーダー

・フレーズのムースとシャンパンのグラニテ
私と息子がオーダー


●デザートワゴン
デザートがさらに到着。品揃えがとんでもなくあるデザートワゴン。本日はひな祭りを意識したラインナップ。ワインでいただきます。






●ミニャルディーズワゴン
さらにデザートワゴンが続きます。フランス人はおやつが大事と認識します。
締めのお茶でいただきます。



●ワイン
ワインの知識は乏しいので、ペアリングでお願いしました。
ボルドーが美味しいです。王道でした。



●キャンディーでフィニッシュ
チーズで濃くなった口の中がさっぱりです。


●お土産
パンがお土産でもらえました。
撮影忘れてしまった。
息子がお持ち帰り。

ロブションはワゴンがいっぱいくるので、前菜やメインや少なくして、ワゴンをいっぱい楽しみましょう・・とのご意見もありますが、ワゴンはなんだかんだでサブだと思いました。
個人的にはメニューの料理を中心に食べ、ワゴンで足りない分を補佐してもらうのが楽しかったです。

最初は店内が思った以上に小さいと感じました。その分、店員の目が全体に行き届き、ワゴンが滞りなく進む広さなのかと思った次第です。

夢のようなひとときでした。
楽しい時間をありがとうございます。
20年越しの夢です。
1年で1万円ずつ貯めて20年で貯まるかんじのお値段でした(3人分)。
お値段もロブション級です。

私は昔とは違い、いっぱい食べるとその後で体重を落とすのに苦労したりと、食べられる量は確実に減っています。
やりたかったことは可能な限りクリアしていこうと思ってます。

「赤城戸澤寫眞道場門下生による写真展」に参加しました

写真教室に参加しているメンバーで、 4/2 - 4/7 の間でグループ展として参加しました。 SNSでは宣伝していました。ブログでも宣伝すればよかったかな。 場所は アイアイエーギャラリー 、小伝馬町にあるギャラリーです。 今回の展示用の印刷はフレスコジグレーという紙を使いました...